小学校高学年のころ
特別な問題がなければ、外来通院を卒業する時期です。
心配なこと、相談したいことがあればお子さんやご家族の状況に応じて年1回程度のフォローを継続することもできます。
*呼吸機能のこと*
1000g未満で出生し、とくに慢性肺疾患(酸素投与を必要とするような呼吸窮迫の症状が生後28日をこえて続く)といわれる状態にあったお子さんでは、大きくなって普段は症状がでていなくても呼吸機能に余力のないお子さんがいます。
1000g未満で出生した6歳以上のお子さんが詳しい肺機能検査をうけると、4-5割のお子さんで肺機能障害が認められたとの報告があります。
小学校高学年になり、激しい運動や部活動に参加すると、疲れやすい、苦しくなりやすいと感じることがあります。
無理をせず休憩をもらえるようにしましょう。症状がつらいときにはご相談ください。