離乳食のことが知りたい
離乳食の開始は修正5-6ヶ月(予定日から5-6ヶ月)といわれていますが、おっぱいのときと同様に、離乳食の進みかたにも個人差があります。
より小さく早く生まれたお子さんでは、進みがゆっくりになることがあります。
修正月齢だけでなく、
「家族が食べているとじっと見つめて欲しそうにする」
「食べ物に手をのばす様子がある」「口を閉じてもぐもぐする」
「くびのすわりが安定している」「支えるとお座りの姿勢ができる」
などが開始の目安として重要です。
開始のタイミングを迷うときには外来で相談してみましょう。
はじめは食べる量よりも、スプーン(おっぱいや自分の指以外のものが口に入ること)に慣れること、母乳以外の味に慣れること、
そしてなによりも家族と一緒に食事の時間を楽しむ気持ちが大切です。
- スプーンのこと
離乳食のはじめの時期は、上下の唇を閉じる動作がまだ未熟なので、
なるべく浅いスプーンを使い少量ずつ食べさせます。
スプーンは唇をこえてすぐのところまたは、舌の先端あたりで止め、
舌の前1/3より奥には入れないようにしましょう。
- 楽しく食べるためのヒント、食べることにつまづいたときのヒントについては、こちらをぜひご覧下さい。
当院NICUの卒業生(1500g未満で出生)に行った食事に関するアンケートの結果や、パンフレットの解説動画などがあります。
大きくなってからのこと / どうする? こどもの偏食・好き嫌いのページへ
- 偏食パンフレットはこちらからダウンロードできます。
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