家族のパワー
お母さんが急に入院になり、赤ちゃんが産まれたのにおうちに帰ってこないことなどがわかると、小さなお兄ちゃん・お姉ちゃんもなんとなく不安を感じ、寂しい気持ちになります。
急に甘えん坊になったり、気持ちが不安定な様子になることがあるかもしれません。
家では短時間でもきょうだいさんだけに向き合う時間を作ったり、搾乳の準備を手伝ってもらうなど赤ちゃんのために一緒にできることを探すのもよいでしょう。
また、きょうだいが両親と一緒に赤ちゃんに実際に会うことは、不安の減少や、赤ちゃんを応援したい気持ちにつながり、赤ちゃんにとってもきょうだいにとっても良い効果があると言われています。
当院ではきょうだいさんも赤ちゃんとの面会が可能です。
一方で、こどもは感染症にかかりやすいため、赤ちゃんの安全に配慮してルールを設けています。そのため、面会をご希望される場合は、あらかじめ看護師へご相談ください。
面会前に必要なワクチン接種が済んでいることや、症状のないこと(発熱、風邪症状、胃腸炎症状、発疹など)を確認する必要があります。
周囲での感染流行状況によっては面会前に数日間集団(学校・保育園・幼稚園)から離れていただく場合があります。
当院ではご両親の面会中にきょうだいさんをお預かりするボランティア活動があります。
曜日やお預かりの対象年齢など詳しくはこちらのサイトをご参照ください。
( 神奈川こども医療センター「面会ときょうだい預かりのご案内」のページへ )
また、きょうだいさんの気持ちについて、紹介されているサイトがありますので是非いちどご覧下さい。
( 「NPO法人しぶたね」のページへ )