神奈川こどもNICU 早産児の育児応援サイト
神奈川こどもNICUに入院となった、体重が小さく(1500g未満)うまれたお子さんの育児を応援するために情報を提供するページです

NICUを退院するころ

退院後の生活のこと * 生活のリズムができるまで *
退院後、ご自宅での生活に赤ちゃんも家族も少しずつ慣れていきます。
入院の長かった赤ちゃんでは、寝る時間やおっぱいの時間のリズムができるまでに時間がかかったり、昼夜逆転になることがあります。
一方で、ご自宅ではご両親やごきょうだいの生活時間のリズムがあるので、入院中よりもメリハリがつきやすい赤ちゃんもいます。 いつも眠りがちの赤ちゃんもいれば、逆に眠りが浅い赤ちゃんもいます。
昼間の時間には明るい場所で赤ちゃんと一緒に遊んだり、視線を合わせ声かけをすることが大切です。夜はお部屋を暗くします。
修正2ヶ月(予定日から2ヶ月)のころから、徐々に昼に起きている時間が長くなってきます。

ご自宅で家族一緒に生活すること自体が、発達の支援につながります。 難しく考えず、ご家族で赤ちゃんの「安心する」「ここちよい」「うれしい」と感じることを探していきましょう。
退院後の生活のことなど、何か心配なことがあるときは「 相談したいことがある時に」もご覧下さい。

* 赤ちゃんの気持ち *
退院するとご両親と赤ちゃんは入院中よりもずっと長く一緒に過ごすことができます。
おっぱいのとき、着替えのとき、お風呂のとき、いつでもご両親と視線を交わすことができ、肌が触れ合い、優しい声が聞こえることは赤ちゃんにとってかけがえのない、大切なことです。
生活のなかのひとつひとつのことを気持ちよく、楽しくできることが赤ちゃんの「安心する」「ここちよい」「うれしい」につながります。 お互いに一緒の生活は初めてなので、うまくいかないこともあるかもしれません。深呼吸をして、「あせらず・ゆっくり」を心がけましょう。

TOP