神奈川こどもNICU 早産児の育児応援サイト
神奈川こどもNICUに入院となった、体重が小さく(1500g未満)うまれたお子さんの育児を応援するために情報を提供するページです

早く小さく生まれたら

どんなふうに大きくなっていくの? 赤ちゃんがお母さんのおなかからでてまもなくは、外の環境に慣れて適応するために赤ちゃんのがんばりとご家族の応援がとても大切な時期です。
呼吸をすること、心臓が元気に動いて全身に充分に血液がめぐること、おしっこをつくることなど生命の維持にとって大切なことができるよう、さまざまな薬や機械によるサポートが必要です。
その後少しずつおっぱいをおなかで消化できるようになり、うんちがでるようになります。
生まれて2週間から4週間のころには、消化できるおっぱいの量が増え、体重も増えてきます。
生後1ヶ月のころには、自力での呼吸が徐々に安定し、赤ちゃんのまわりの機械が減っていきます。お子さんによって安定するまでのペースはさまざまです。
呼吸が安定するとおっぱい飲む練習をはじめます。退院時期は呼吸の様子や、おっぱい飲む様子、体重が順調にふえているか、赤ちゃんとご家族の準備ができているかなどによって決まります。
順調に経過すると予定日ごろに退院します。もう少しはやい時期に、ご自宅の近くの病院へ転院することもあります。
(詳しくは「早く小さくうまれたお子さんの治療のながれ」をご参照ください)

TOP