昨年12月に公開した、神奈川こども医療センターのウィッシュリストでは、たくさんの温かいご支援をいただきました。
SNS等で多くの方にシェアしていただき、当院に直接かかわったことの無い方々からもプレゼントが届けられることに驚き、感謝する毎日でした。
ギフトラッピングがなされていたり、メッセージカードが添えられていたり、御礼と書かれたのし袋に入っているものもありました。
すべてではありませんが、以下に使用している様子を報告させて頂きます。本当に有り難うございました。

サンタさんのコスチュームと、クリスマスカード
NICUでクリスマスを過ごすご家族のために、看護師がリクエストしたサンタさんのコスチュームです。
プレゼントには、素敵なメッセージが添えられていました。
入院中のはつみちゃんが着用してくれて、可愛らしいサンタさんの登場となりました。
クリスマスカードは、入院中の赤ちゃん一人一人に届けることができました。
大勢のNICU看護師をまとめている看護次長が、感謝の気持ちを表してくれました。
コンビ肌着
未熟児ちゃん用の、小さな肌着です。布用のスタンプを作り、紛失しないようにスタンプを押して、貸し出ししています。
医療用サージカルテープとマーカー
呼吸器の回路やチューブ等を固定するために、可愛らしいテープが大活躍です。
また、無地のテープにマーカーで絵を描いて、赤ちゃんの頬に貼ることは、ご家族の喜びとなっています。
おもちゃ付きバウンサー
現在は、使用できるほど大きな赤ちゃんがいないのですが、音楽が鳴り、振動も与えることが出来るバウンサーです。
医療者に、たくさんのハンドクリーム
1日に何度も手を洗いながら診療しているNICUスタッフは、手荒れが悩みの種であり、見兼ねた医師が個人で購入していたハンドクリームです。 ウィッシュリストに載せたところ、たくさんのハンドクリームを届けて頂きました。
リストに載せた数より、多く届いたハンドクリームもあります。「御礼」の熨斗が付いて届いた箱もありました。
感謝の気持ちを忘れぬよう、「ウィッシュリスト寄贈」と書いてテープに貼り、使っています。
壁掛けの時計
トトロの大きな壁掛け時計は、母性病棟のナースステーション入り口に掛けてあります。お母さん達の気持ちが、少しでも和むといいな思います。
ウィッシュリスト寄贈品だとわかるように、大きなラベルを貼りました。
新しくなった家族待合室の壁に、ディズニーの時計を掛けました。
NICUのご家族に、大変好評です。
ハローキティのラベルライター
届けられた品々に、「ウィッシュリスト寄贈品」のシールを貼るのに大活躍です。
患者さんの目に触れる場所に置くものを、順次、可愛らしいテープに貼り替えていく予定です。
コウノドリ全巻セット
頂いたコウノドリ全巻セットは、NICUに通うお父さん・お母さんが読むことが出来るようにしてあります。
15巻の帯には、豊島医師の言葉が綴られています。ぜひ、ご覧になってください。
理学療法室 エアーマット
赤ちゃんの寝返りを促したり、お座りの練習などを行うために必要な、柔らかくて衝撃の吸収性の高いエアーマットを、4枚購入して頂きました。 座ったときの感触や、踏み心地や歩きごこちが、驚くほど快適になりました。
作業療法室 的あて遊び
的あて遊びをすることで、身体の使い方やバランス能力、目と手の協応動作などを養うことができます。楽しい遊びを通して、機能の獲得を目指しています。
持ち運びが容易な的あて遊びは、入院中のお子様のところまで持って行き、遊んでもらうのに大活躍です。
大きいお子さんは的あてを楽しみ、小さいお子さんは裏面にある数字を使って、色遊びをすることが多いそうです。
きょうだい児預かりルームのおもちゃ
お部屋に行くと、ちょうど女の子がアンパンマンレジスターで遊んでいました。たくさんの品物を並べて、ボランティアさん相手にお店を開いていました。 そして、並べていたジュースを「おいしいよー」とゴクゴク飲んで見せてくれました。とっても商売上手でした!
アンパンマンのキーボードでも、さっきまで遊んでいたそうです。ボランティアさんによると、キーボードはとても人気のおもちゃなのだそうです。
男の子に人気のあるトミカの車のおもちゃは、道路が少し壊れやすいとのことで、補強して置いてありました。
フェルトセット
ボランティアグループ「オレンジクラブ」の手作り班宛てに、フェルトセットを頂きました。切り端の始末が不要なフェルト生地は、手作り品に欠かせません。
院内の至る所に飾ってある、見た人が季節を感じてもらえるような手作り品は、月に1度の作業ミーティングの他、それぞれが自宅に持ち帰って作成しているそうです。
写真は、80代の手作りボランティアさんが作った奴凧です。
クリスマスオーナメントの作成も始まりました!
以下の品々は、新しいNICU、きょうだい児のプレイコーナー等で使用しています。

屋上に置くキッズカー
頂いたキッズカーは、ボランティアさんが環境整備をしている屋上などで使用しています。
管理の問題上、使用するときだけ屋上に出しているそうです。
理学療法室 ステップトレーナー
ご厚意により購入していただいたステップトレーナーは海外製ですが、販売会社によると、日本に取り寄せることができなくなってしまったそうです。
よって、キャンセルとなってしまいました。またの機会にお願いできたらと思っています。
ご意見や質問などございましたら、お気軽にご連絡ください。
神奈川県立こども医療センター 経営企画課 小児医療基金担当  
電話  045-711-2351 内線2268  
email  kcmc-kifu@kanagawa-pho.jp
URL   ご寄付のお願い / 神奈川県立こども医療センター (クレジットカードでも寄付ができるようになりました)

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