なっちゃんの「ちょっとだけ」って、何だろう?
なっちゃんのおうちに、あかちゃんがやってきたのです。
ママのスカートを「ちょっとだけ」つまんで、
牛乳をコップにひとりで「ちょっとだけ」入れられて、
ひとりで遊んだブランコだって「ちょっとだけ」ゆれて・・・。
なっちゃんは、ちょっとずつちょっとずつ頑張って「おねえちゃん」になっている様です。
(絵本ナビ「ちょっとだけ (作:瀧村 有子/絵:鈴木 永子)」より引用)
絵本「ちょっとだけ」には、赤ちゃんがやってきたときの、きょうだいさんの揺れるこころが描かれています。
増して、おうちに来てくれるはずの赤ちゃんに病気があったり、お父さんお母さんがバタバタしていたりしたら、きょうだいさんはどれだけたくさん、小さな心を揺らすことでしょう。
神奈川こども医療センターには、お父さんお母さんが赤ちゃんに面会している間、きょうだいさんを預かるお部屋があり、ボランティアさんがいます。
また、改築工事が終わったあとのNICUには、きょうだいさんを含めたご家族が、赤ちゃんと一緒に過ごすことのできる空間がうまれる予定です。
きょうだいさんが病棟で楽しく過ごすことができるように、温かいご支援をお願いいたします。